物流企業の事業デューデリジェンス実施します

最近、物流企業のＭ＆Ａに関わる事業デューデリジェンスを行っています。

事業デューデリジェンス（以下、ＤＤ）とは、買収や事業提携先候補企業のビジネスモデルや事業実態などを調査分析し、将来のシナジーやリスクを明らかにするものです。

Ｍ＆Ａや事業提携においては、相手先企業のことを詳しく知ることが必要です。
「どのような顧客に対してどのような事業展開を行っているのか」、「事業ごとの利益率はどうなのか」、「組織面や人材面、管理面において優れているところや問題となりそうなところはどこか」などをつかみ、将来の企業価値やリスクを正確に把握することが求められます。

それらの作業は手間も時間も掛かるため、第三者に委託をするケースが多いものです。
ＤＤには、事業ＤＤのほか、財務面のＤＤ、法務面のＤＤがあり、それぞれその分野の専門家が担当します。
その際、事業を行っている業界のことをある程度理解している者に委託しないと、相手先企業に対してとんちんかんな質問を投げてしまったり、商慣行の常識を無視したリスク提起をしてしまったりするなど、ムダな手間や面倒なことが発生してしまう恐れがあります。

私は以前、経営再建計画策定にあたり物流企業以外の事業ＤＤを行ったこともありますが、やはり物流業界に長く携わっているため、最近は物流企業を対象としたＤＤを行う機会が増えています。
物流企業の事業ＤＤが必要な際はお気軽にご相談ください。